<アーチェリー事故>高2に矢、同級生を書類送検へ 警視庁
3月2日2時31分配信 毎日新聞


東京都目黒区のアーチェリー場で昨年11月、私立高校2年生の額に矢が刺さり死亡した事故で、警視庁は矢を放った同じ高校に通う同学年の男子生徒(17)を重過失致死容疑で近く書類送検する方針を固めた。
警視庁によると、男子生徒は「誤って放ってしまった」と話しているという。


捜査関係者によると、男子生徒は09年11月4日午後4時45分ごろ、目黒区目黒2の区勤労福祉会館内のアーチェリー場で、カーボン製の矢(長さ約70センチ)を被害者(当時16歳)に向けて誤射、死亡させた疑いが持たれている。
被害者は4日後に脳挫傷で死亡した。


2人は都内の私立高校のアーチェリー部に所属。当日は学校に届け出る必要がない自主練習中で、顧問や指導員はおらず、2人だけだった。
矢を放った男子生徒は、矢を拾うために射場から約5メートル離れた、射場と的を結ぶ通路にいた被害者に弓を向けていて、誤って矢を放ったという。


アーチェリー場は、競技経験者であれば指導員の立ち会いがなくても使用可能だった。
2人は競技経験があったため、警視庁は施設側の管理責任はないと判断した。

私も高校の3年間アーチェリー部にいました。
これね、学校側に一切責任はありません。
私もよく顧問はついていない状態でやっていました。
最初にきちんと教えられたからです。


合同練習の時は、一緒にやっている人が全部打ち終わってから矢を取りに行くこと。
矢を拾いに行く人がいれば一緒に行くこと。
もし1人が取りにいこうとすれば直ちに弓を構えるのをやめ、置いておくこと。
これは本当に何度も言われて学んでいたはずです。


アーチェリーが好きだし、実際にすごいスピードで放たれるので危ないのは目に見えて分かります。
本当にこういう事件が出てしまうと残念で仕方がありません。


そのうちアーチェリー自体禁止にならなければいいのですが・・・