子供

今年で結婚6年目です。
ずっと躊躇していましたが、30歳過ぎて子供について自分の中で葛藤がありました。
本当は、心の中で欲しいと思っていました。
ただ、表向きにはいらない、欲しくないと言い、21歳の頃から不妊が分かっていたので諦めもありました。


三十路でしっかり自分と向き合いました。
本音は怖いんです。
子供の頃酷く虐待されて育ってきたので、子供に同じことする恐怖が常にあります。
虐待された子供は虐待する確立が高いことも知っています。
迷って迷って、旦那にも正直に話して怖いけど欲しい、と話してやれることはやってみようということになりました。


そして、幸せな事に授かりました。
今、13週辺りです。
酷いつわりがだいぶ落ち着いてきました。
本当に有難く毎日を過ごしています。
最初は腹痛も酷く、流産の可能性が高いねと先生から言われたり不安も大きかったです。
カメラ越しの子供はまだ1,2センチでも、しっかり心臓が動いて初めて見たときは感動でした。


ただ、出来たらできたで次の不安があります。
15週より受けられるクアトロテストを予定しています。
受けるか受けないかもだいぶ迷って、最終的には旦那に話して2人で決めました。
もし、確立が高ければ羊水検査も考えています。


中には否定的な意見も確かに多いです。
でも、聞いて欲しいです。
私自身てんかんがありました。
3歳ごろまでは発作もあって急に転倒したりと、親はとても不安だったそうです。
妹も同様に先天性脳腫瘍が原因のてんかんです。
一般的には成長と共に良くなるといわれています。
私は良くなりました。
ただ、妹は良くなるといわれていたのに、悪化の一途をたどり13回目の開頭手術で左半身麻痺で車椅子生活です。
最近、転移している脊椎の腫瘍が大きくなり、また手術か放射線か選択を迫られています。
もし、手術でも放射線でも下半身が麻痺するのはほぼ確定だとも言われています。


本人は知的障害で実際今年で30歳ですが、脳は3歳程度だといわれています。
一応会話のやりとりはできます、トイレフロ、移動は介助なしにはできません。
歌が好きで食事中も途中で歌いだしたり陽気な子でこちらが助けられます。
妹がいたから今の私があるし、親に反抗せずまっすぐここまでこられたのもやっぱり妹ありきです。
本当なら私が逆の立場になっていたかもしれない。
時々そう思う事もあります。
もし、その本人だったら私は産まれてきたくは無かったです。
普通に成長し、社会に出て働いて、恋愛、結婚、出産、と人生を歩みたいと思います。
だからこそ出生前検査をしようと考えました。
少しでも可能性を取り除けるなら、取り除いてあげたいです。


妹がいなければ良かったと思ったことは一度もありません。
それでも、妹がもし健常者で人生を歩めたらどうだったかなという話を親や姉と話することもあります。
選択の1つとして、よく考えてもらえればいいなと思います。


私が心配性というか、先のことを考えすぎてしまう部分が多いです。
その都度受け止めてくれる旦那には感謝です。
時々先をあまり考えない旦那にイラッとすることもありますが・・・w
まぁ、実はクアトロテストを受けても4種類程度しか分からないので、産まれてきてくれる子が病気がないとはかぎりません。
それに、人は皆何かしら病気があって当たり前だというのも知っています。
検査しても病気を持って生まれてしまうということももちろんあります。
それを覚悟してでも子供を望み妊娠しました。
まだまだ安心できる周期ではないのですが、養護学校福祉施設も少しずつ探しています。
心配しすぎだし早すぎですけれどねw


なんにせよ楽しみであることにはかわりありません。


長くなってしまったのでココマデw