米博物館が1匹30円でゴキブリを大募集
テキサス州のヒューストン自然科学博物館がゴキブリを募集している。捕まえたゴキブリは、博物館に持って行けば1匹25セント(約30円)で買い取ってもらえる。ゴキブリは腐った有機物を食べることなどから、さまざまな病原菌を運ぶ不潔な害虫と思われているが、実は意外にきれい好きだという。同博物館は、こうした「汚い」と思われている昆虫のイメージを打破するための展示会を開催予定で、ゴキブリ募集はその一環。


ロイター通信によると、募集しているのはアフリカ原産といわれる亜熱帯種の「ワモンゴキブリ」1000匹。体長4〜5センチに成長し、屋内にも適応する種ではもっとも大きく、飛ぶことも出来る。米国南部のヒューストンでは普通の家庭にも数多くいるといい、別名「アメリカゴキブリ」とも呼ばれる。


同博物館の昆虫学者はロイター通信に対し、「ゴキブリは猫のようにきれい好きで、1日中、体を清潔にしている。ゴキブリは有機物を分解する。もし彼らがいなければ、もっとゴミが増えるだろう」と語った。


地元紙「ヒューストン・クロニクル」(電子版)によると、5日までに集まったゴキブリはわずか49匹で、持ってきた人は4人だけ。遠くはパキスタンからも問い合わせがあったが、同博物館は「もっとゴキブリが必要」としている。博物館は、1000匹集まれば、水族館のような展示設備を作り、訪れた人がゴキブリに囲まれる気分を味わえる演出で展示する考えだ。


名古屋市衛生研究所によると、ワモンゴキブリは日本では九州南部や沖縄、奄美諸島に生息していたが、最近では暖房の普及などで生息地が拡大し、東京などの都会のビルやホテルの厨房など、年間を通じて温度が保たれている場所では繁殖しているという。【藤生竹志】


ヒューストン自然科学博物館
http://www.hmns.org/?r=1

(;゜ω゜)・・・・
どこを見てもゴキブリとか・・・。
夏いいかもね!
背筋寒くなれるよ!!